3. これからの時代に備える脱炭素・循環型リニューアル技術

捨てられてしまうものを、家具として蘇らせる

おがくずと廃プラスチックをアップサイクルしたパネル

 

おがくずと廃プラスチックの再利用でゴミ問題解決へ。

野菜運搬時の緩衝材として用いられ、使用後に廃棄されてしまう大量のおがくずを、廃プラスチックと組み合わせて再利用し、ゴミ問題解決の一助となるべく開発に取組みました。

乾燥炉で溶融し、個性豊かな板材を制作。

おがくずと廃プラスチックを鉄板に敷き詰め、技術研究所の乾燥炉で溶かして板状にしました。敷き詰める順番や割合、加熱時間の違いなどにより、光の透過具合や色合いの異なるパネルを制作しました。

野菜を陳列する棚板として生まれ変わる。

パネルは、豊洲千客万来施設内の野菜を取り扱う店舗の棚板として使用しました。棚には、おがくずを緩衝材として運搬された野菜が陳列されています。

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